高1生の文理選択
2023年06月16日
毎年の事ですが、そろそろ考えなければいけないタイミングになりました。
まず大切な事は、自分が将来何をしたいかです。きれい事ではなく、これがあるとないとではその後の踏ん張りが全然違うからです。「やりたいものがない」と言う人は、マジでもっと真剣に自分の将来のことを考えてください。
とはいえ、上記の中には「医者になりたいけど順位を見たらなれるわけがない、そうなるとなりたいものがない」というのも含まれていることでしょう。
その場合は、とりあえず理系にしておきましょうか。もし成績が伸びればもちろん医学部を受ければいいでしょうし、そうでなかった場合にも「医療分野」とか「生命科学」と言った広い範囲で見た時に、当初とは違うかもしれませんが近い目標を設定することが出来るかもしれません。
一つ注意が必要なのは、「数学が好きだから・得意だから」と言う理由だけで理系を選ぶとエラい目に遭うと言うことです。
理系で得に上位になってくると、数学や物理がデキル子がゴロゴロいます。キミの「数学が好き・得意」は、果たして理系に行っても武器になりますか?または、理系以外の科目がキチンと出来ていますか?特に英語は大切ですね。
理系に行く子はまずもって数学がある程度そもそも出来なければいけません。そして英語から逃げていたら恐らくまともな理系学部には進学できません。地方私立大学の理系学部がせいぜいでしょう。しっかり英語をやってください。
数学が好きだけどそこまで理系に興味がない場合は文系に行くのもありです。どっちにしろ英語が出来なければいけないのは同じですし、そもそも文系は「文系科目が得意な子」の集まりではありません。単に「理系科目が苦手な子の集団」です。そこそこ数学が出来るのであれば、理系では普通でも文系なら武器になる可能性があります。そこで1A2Bに範囲を絞ってしっかりやっていけばランクアップを狙えます。
とはいえ、名大以上になってくると文系の子らも普通に数学は出来ますので、全科目勝負になるのは間違いありません。毎日4~5時間。英語2,数学2、その他1時間、土日は倍をしっかり守ってやりましょう。