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その大学で何がやれるかが分かる方法

大学のHPを見てみるのは当然として、その大学の大学院のHPを見てください。

 

 

たとえば名古屋大学のHPからですが、↓のようになっています。

 

左半分が「学部(1~4年)」で、右半分が「大学院」です。最初の「大学入試」は、左の「学部(および

特に理系は学科)」から選択して受験することになります。学部では基礎・基本を学びます。

 

 

 

そして、より専門的な研究は大学院で行われています。(試験あり)

 

 

上記一覧のうち、大学院の工学研究科を見てみます。

 

 

(と、1つ意味の分からない専用ページが出てきて)

 

こちら↓に飛びます。

 

 

 

 

学部学科によってサイトの作りが異なり、工学研究科について言えば「これ作りかけちゃうんか」というページなんですが、上部に学科の一覧が出ています。

 

 

 

ここでようやく本丸です。

 

 

 

 

 

いわゆる「研究室」ごとの紹介が出てきます。ここに、自分のやりたい事があるかどうかをちぇっくしてください。

 

 

名古屋大学くらいの巨大組織になると見ていくだけでも大変ですがご安心ください。このレベルまで掘っていくと結構な確率で404です(ページが存在しない)。手作業でやっとるんかなこれ。

 

 

 

 

旧帝大以上クラスになってくるとたいていの大学でほとんどやりたい事が出来ますが、先端研究的な話になってくると結構大学によって(というかそこにいる先生によって)やる事が限定的になりますので、たとえば「人工知能を遠隔医療に使えるように研究したい!」みたいなレベルでやりたい事が決まっている子は一つ一つチェックして、場合によってはメールで質問してみても良いと思います。(返ってくるかどうかは運です)

 

 

 

 

地方国立大学になると、もう少しやれることが限られてきますので、場合によっては「近いから岐阜大学」みたいな感じではなく、「その研究だったら島根大学だよね」ってこともあり得ます。特に近年、地方国立大学はその「色」を出すよう頑張ってますので、研究資金を集中投下します。いきおい、学部学科は限られてくるわけです。

 

 

 

 

学部を終わってから大学院で別へ移るということも出来るので、まぁいいっちゃいいんですが、通常大学院はそのまま自分の大学から行く方が行きやすいもんです。試験がありますが傾向とか情報とかいろいろな面で。

 

 

 

さて、そこで興味がある学科があったら、教授名で検索をかけてみましょう。

 

 

 

そうすると、その教授が出している論文などが引っかかってきます。場合によっては著書なんかも出てきます。これをチェックです。

 

 

 

素人目には分からないのがほとんどですが、いくつか見ていくと論文の入り口くらいは結構分かりやすいなってことに気付くと思います。論文は入り口で何を言いたいのかってのを書いてあるからです。

 

 

 

こうして、自分のやりたい事をどんどん絞り込んでいきます。もちろん、中学・高校の段階で確定させる必要はありません。むしろ大学に入ってからやりたい事が変わる、分かるということもたくさんあります。でもそも受験の時点で全然違う学部を受けていると、ちょっとこれは痛いです。何があるかくらい知っておいて損はないと思います。

 

 

 

 

 

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