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国語って何をやったらいいですか?

国語に限らずなんですが、「○○って何をやったらいいですか?」という質問を時々受けます。

 

 

最初の返答は決まっています。

 

 

「多分今のところなにもやってないでしょ?」

 

 

です。やってる場合は「これでいいですか?」とか「この答えって合ってます?」って質問ですからね。

 

 

でも、決して悪いことではありません。

 

 

とりわけ国語に関して言えば、たいていの子は後回しにしています。やっても上がる気がしないのでしかたないです。逆に言えば、やったら上がる(と思う)科目は既にやっていて、いよいよどうしていいか分からない国語に手を伸ばしたということです。それはすばらしい事です。

 

 

具体的な方法論は

国語の勉強 アーカイブ | 開智塾丨各務原・関・美濃・美濃加茂・富加の進学塾

こちらをご覧ください。かなり気合い入れて書いているのでじっくり読んでいただけるとありがたいです。

 

(小学生の方はここまで)

 

 

上記リンク先の記事では、具体的な解法を述べていますが、その前段階として(少し上記でも触れていますが)ぜひリビングに置いておいてニュースなどの時々で見ていただきたい本を紹介しておきます。(おもに高校生と一部の中学生向け)

 

 

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リビングに置いておく本としては最適です。見やすい・・・気がするようなしないような感じのカラフル具合ですが、もし中高生のうちに読破できたらかなり現代文の解像度が上がるでしょう。大人の方もどうぞ。

 

ここまでがギリ中学生、まぁ普通に高校生向けです。

 

以下は完全に高校生向けです。

 

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カラフルではない分、かえって見やすい気もします。問題がついているので、卓上で辞書的に使うのとはちょっと違うかもしれませんが、問題をやらなくても言葉を知ることができる良書です。ただ説明がちょっと難しめで、ある程度国語力がある人(共テで50点くらいは超えられる人)向けです。

 

 

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「評論文」とは銘打っていますが、大学入試に必要な用語を網羅すれば結果的に評論文向けになるのでそこは気にしなくてOKです。特に人文学方面の用語(哲学や芸術、宗教など)はくわしいです。著者が哲学畑の方です。問題もついていて、もっと掘り下げてもいいかな?という文章がついていますが、そこはシンプルに必要なところを端的に絞ってくれていますので高1~2くらいの人がやるにはちょうど良いと思います。

 

 

番外編

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「番外」にしたのは、用語を学ぶというより現代文の世界を知るための講義書の色合いが強いからです。どっちかというと、「小論文書くときとかに自分の意見が全く持てない、何を書いたらいいか分からない」人が思想を植え付けられるのにちょうどいい気がします。河合塾の国語は、点数を上げるつもりでちゃんと学べばかなり力がつくんですが、いかんせんある程度の素養が必要とされる上、30%くらい批判的なまなざしも必要です。(なので、逆説的ですが「なんの考えも持てない人が小論文の答えをインストールするのにちょうどいい」となるわけです)

 

 

それぞれ塾にありますので手に取って見てくださいね!

 

 

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