テスト直前にテンパっている方へ
2021年11月14日
そこそこ通ってきてくれている期間が長い人は分かっていると思いますが、テスト期間と呼ばれるテスト2週間前にはもう勝負はついています。
今一度、テストに向けての勉強の仕方をおさらいしておきます。今回うまく行かなかったひとは是非テスト後すぐから、このやり方に切り替えてください。
【テスト直後~テスト1ヶ月前くらい】
・テストが終わったからと言って休憩してしまってはいけません。
・学校の授業に合わせて毎回すぐ学校のワークをやります。出来れば2周くらいやりたいです。
・塾の授業に合わせてテキストを毎回全マルにします。
・学校のワーク、暗記テスト、宿題、全マルをやっていると1週間ほぼ毎日2~3時間くらいの勉強で終わります。
・社会などの暗記系も授業と同時に進めます。
【テスト1ヶ月前】
・学校のワークで間違えたところ、塾のテキストで間違えたところの見直し作業をします。
・この時点で学校のワーク2~3周、塾のテキストの全マルが終わっている(もちろんそれぞれ習ったところまで)はずなので、間違いの見直しをしつつ配布されたカコヨソをやり始めます。
・この時点で暗記系科目はほとんど終わっています。
【テスト2週間前】
・たいてい授業はまだ進んでいますので、学校のワークや塾のテキストをすすめつつ、全マルやカコヨソ全力です。
・暗記科目で不安なところや抜けてしまったところなど、覚え直しをします。ここで1から覚えているようでは敗北確定です。
・テスト本番とカコヨソの問題は、ほぼ同じようなものが出ています。カコヨソが出来ていれば本番でも取れる可能性がかなり高いです。
塾に慣れていない方に多いのですが、「テスト前は自分の勉強をしたいので」と言うパターン、たいていは学校のワークが白紙だから埋めているだけ・・・だったりするんですね。
しかも、よくよく聞いてみると、学校のワークの答えをただひたすら写しているだけ(提出しなきゃいけないので)だったり、自信満々に「自分で解いています」という子でも、実際は解いて合ってたら○、間違っていたら赤で答えを書き込むだけで分からない問題は全く解決していない・・・ということも非常に多いです。
勉強が提出物のための作業になっている。これじゃあ伸びるはずはありませんし、テスト直前期にテンパってしまいます。
よく出来る子は、かなり早い段階でごく基礎的なことを聞いてきます。なぜこの公式を使うのか、なぜこのやり方なのか、など。基礎を理解したあと、応用問題にじっくり時間を掛けます。そりゃ伸びますよね。それだけの余裕が生まれるように普段から動いているわけです。
テスト直後の1週間が勝負です。ここを遊んだ子は、また次のテストで敗北決定です。反省点がある人はテスト後すぐ自習室に来てください。そしてとにかく毎日通ってください。勉強は努力ではなく習慣ですよ。頑張りましょう!