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小学生のテスト

開智塾では小学生向けにもいろいろなテストを設けています。

 

 

普段の漢字や英語の暗記テストはもちろん、およそ3ヶ月ごとに「全国模試」と呼んでいる業者テストを行います。これは中学生の中間・期末テストの感覚を身につけてもらうためです。小学生は通常「(学校で)習ったらすぐテスト」が普通で、「3ヶ月後にテストがあるから覚えておかなきゃ」とか「3ヶ月前の事がテストに出るから復習しなきゃ」という中学生的テスト感覚・勉強感覚を身につけてもらう目的です。順位で競うのも中学生と同じように実施します。

 

 

そして、その他に月間テストを行っています。今回はそのお話がメインです。

 

 

 

これは普段塾で勉強している国算英の他に理科や社会、国語も勉強して欲しいからなのですが、内容は中学校の教科書から持ってきています。歴史年号であったり日本・世界の地理、実験器具名やことわざなどの基本知識です。

 

 

 

基本知識なのですが、中学校はカリキュラムが忙しくなってこうした基礎知識(というか基礎教養といってもいいかもしれません)をつける時間がほとんど削られてしまっています。だから小学校のうちにできるだけ知っておいてもらいたいという魂胆です。

 

 

 

1年を通してさまざまな単元をぐるっと一回りします。翌年もまた同じ内容でぐるっと一回り、これを小4~小6まで続けます。

 

 

 

例えば世界の国名。

 

 

 

 

大陸名や主要都市名、主要な地域や海峡や山脈などが入っています。

 

 

 

理想的にはどこに何があるか、引っ張ってある線を元にきちんと覚えるのが一番いいのですが、お子さんによってはどこに何があるかよりもただテストをクリアするために上から下まで箱に入ってる言葉だけをズラズラ覚える子もいらっしゃいます。

 

 

 

まぁ、それでもいいんです。例えばこの地図の左上にスカンジナビア半島がありますが、これが具体的にどこを指しているか、最悪分からなくても、「スカンジナビア半島、知ってる!左上の方!」だけで中学高校で地理への親和度が一気に高まります。

 

 

 

歴史年号もゴロ合わせテストなので、最終的には「聞いたことある」くらいしか残らないかもしれません。それでも、全く知らないで初めて中学で習うよりはるかによいです。

 

 

 

中学に入って得意不得意の意識を持つのはいろいろな要因があります。担任が嫌だとか暗記が嫌いだとか、仕方がない部分もありますが、少しでも解消できるならしておきたい。もし「その言葉、何か知ってるぞ!?」というだけでも「おぉすげーな!」ってなりまして、得意不得意って意外にそんなところからスタートしたりすることもありますからね。うまく乗ってくれるといいなと思います。

 

 

 

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