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いい会社ってなんだろう?その5労働環境

いきなり結論をぶちまけますが、「会社によりけりで分かりません」です。

 

 

就活の時点で様々に質問したりデータを調べたりするのは思うのですが、いまいち実態が見えてきません。そういう意味では、学生インターンで内情を実際に見てみると言うのはとてもいいことですね。「思ってたんと違う!」ってのは、お互いにとって不幸です。

 

 

 

とはいうものの、インターンにしたってやれる数には限りがありますし、大学の勉強もある。いつだってやれるわけでもないし、いざ参加してみても、会社の命運を握るような大きな仕事に携われるわけもなく、ちょっとだけの体験会場みたいな感じになるのが実際ですよね。で、企業側もそれを分かっているので、うまく「いいところだけ見せる」なんて会社もあったりするわけです。学生としては、楽しそうに見えてもまぁ7掛けくらいで見ておかないとだめだってことです。

 

 

 

 

他には会社の実情を知る何かいい方法があるでしょうか。

 

 

 

最近は「口コミ」に名を借りた、ただ悪口を書くだけの掲示板がたくさんありますので、特に大企業にかんしてはたくさんの口コミを各所で見ることが出来ます。

 

 

 

つい信じてしまいますよね。しかし、気をつけて情報を取捨選択しなければなりません。

 

 

 

ほとんど「何らかの理由により退職した人が書いている」からです。しかも、はっきり言えば、円満退社だった人はまず書きません。何か書き込みたいのは、恨みがあったり不満があったり、円満でなかった人達です。

 

 

 

1万人の人がきちんと働いている会社で、たった10人が不満を述べる。確かにそう言った側面はあるかもしれませんが、大半の人にとっては働いていける環境だったりするわけです。改善は必要かもしれませんが、劣悪まではいかない。それでも、我慢がならない人ってのはいるわけです。そんな人の書き込みによって、せっかくのいいチャンスを逃してしまったとしたら・・・もったいないですよね。

 

 

 

労働環境は、業種業態職種、また時期や役職、様々な環境要因によって変化します。ただし、ある程度の規模や名前の会社であれば、とんでもなくイカレテいることは少ないです。特にこのご時世。

 

 

 

そうしたなかで、誤解を恐れず、あくまで親の気持ちになって言いますよ?

 

 

 

自分の子どもにはどうあってほしいですか?

 

 

 

・労働環境が悪い、と言って会社を転々とする

 

・ある程度受け入れて、その中で毎日の楽しみや目標を見つけて生きていく

 

 

 

社会全体の話ではありません、自分の子どもなら、です。僕は開智塾生を自分の子どもと思ってやっています。社会全体を変革するのは政治家の仕事。子どもを思うのは親の仕事。だからこそ、今の子たちにはタフになって欲しいと思います。