やばい部活
2019年11月26日
https://www.sankei.com/west/news/191126/wst1911260020-n1.html
開智塾に来てくれている子の学校にもいくつかありますね。
部活でしか生きられない教師、親、子。有形無形の圧力を周りにかけます。
自分が顧問をしている部活をやめようとすると、部員全員で取り囲んで「話し合い」をさせ「やっぱり頑張ります」と言わせる中3の秋。あげく通知票を2段階下げたる教師。
夜練に来ない子はレギュラーにしない。でも普段は練習に来ないんだからと、他県への練習試合の送迎を押しつける親たち。
自分の部活推薦のための実績のため、いつまでもメンバーを拘束し続ける親子。塾などは当然休まなければいけない。
かわいそうですね。巻き込まれた子はみんないやになってその活動をやめてしまいます。
開智塾では、いくつか把握しているヤバい部活の子はお断りしています。申し訳ないですが、仕方ありません。こちらも本気なんで。
部活(スポーツや音楽)に人生を賭ける人がいても、ぜんぜんいいと思います。一方で、勉強、進学に賭けている人もいるんです。立場は同じです。スポーツや音楽に賭けることだけが美しいわけでもありません。勉強ばかりやっている子の心がゆがんでいるわけでもありません。強制される謂われもないし、悪し様に罵られる謂われもありません。
個人的には、好きでもないこと(勉強)に耐えてがんばる方がよほど崇高で応援しますけどね。これも、自由です。
開智塾は、勉強「優先」です(のみ、ではありません)。やりたいことをしたかったら、やらなければならないことをちゃんとやれ、といつも言っています。