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「親は大学名だけで内定が取れると思っている」

 

 

 

https://shuchi.php.co.jp/article/7143

 

ここ20年で、大学入試が楽になり、そして競争の主戦場は就活になった。

 

 

僕はバブル後の超氷河期世代で、就活のつらさはすごくよくわかってる。30社ほど落ちて4年の6月を迎えた時の絶望。内定をもらって働き出しても、金融不況で大企業がバンバンつぶれるのを見て、中小企業がつぶれるのはもっと見てきた。

 

 

だれでも豊かに生活出来る日本はもう戻ってこないらしい。

 

 

残念だけどこれは仕方ないと思うしずっと前から言われてきた。

 

この先、全日本人が働ける訳じゃないし、それぞれが能力に見合った仕事をするしかない。

 

 

IT環境ひとつとってみても、韓国には(少なくとも)20年前には抜かれていたし、10年前にはインドにも抜かれている。いまだ負けたままだ。日本人は投資に慎重すぎた。今さら税金で全小中学生にタブレット配布ってなに笑

 

 

雇用は世界規模で流動化している。つまり、もっと低賃金で働く外国人がいくらでも入ってくるし、日本から出て行った工場は日本に戻ってこないということ。

 

開智塾に来ている子たちにはいつも伝えている。つらい暗い未来だけを言うのがいいとは思わないけど、知って備えるのと、無責任に放り出されるのとではスタートが違う。卒業した子たちが会いに来てくれて、みんないい会社や公務員になっているのを見ると、無駄じゃなかったと思う。

 

 

 

塾生は自分の子どもと同じだから、自分の子どもたちにはうまく将来を生きていってほしい。社員と塾生の幸せを願っています。