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塾通いはいつからがいいの?

早ければ早いほうがいい・・・というわけでもありません。

 

 

勉強以外の分野でも層ですが、低学年ほど一人一人の受け止め方に大きな差があります。集中してよくできる子もいれば細切れの子、長いけどだらだらの子短いけど深い子。いろいろです。でもこういったその子のクセみたいなものは学年が進むごとに縮まっていきます(もちろん、よりはっきり特性が顕在化してくる場合もあります)。学校生活によって訓練されるとも言えるかもしれません。この時期は家庭内で少しずつ学校に合わせながら習慣付けをしていった方がいいと思います。

 

 

 

小4くらいになってくると、学校でももう低学年扱いはしません。高学年になる手前の準備学年です。そして、扱いが難しくなってきます。赤ちゃんは卒業なので、きちんと我慢や勉強を覚えていかなければいけません。芸術やスポーツで生きていくことが出来るかどうかも大方判明していますから、そうでないなら将来どうしていくかを考えて始める時期とも言えます。

 

 

 

そんなわけで、開智塾はずっと小4からやっています。

 

 

 

小学生の内くらいだと、まぁまぁよく言うことを聞いてくれますね。そうでなくとも、理屈抜きで生活習慣や勉強習慣を作っていくことが出来ます。「なんでかはともかく、塾の宿題はやらなきゃ」みたいなのが通用するのは小学生の内ですからね。

 

 

 

この時期にキチンと勉強の習慣をつけるといいのですが、勉強の習慣とは何でしょう。

 

 

 

簡単に言ってしまえば、毎日決まった時間になったら机に向かい、決まった時間まで勉強することです。

 

 

 

興味があるとか楽しいとか、好きな科目とかそういうことは関係ありません。習慣だからキチンとやります、そこが大事です。

 

 

 

こういうの、中学生くらいになるとなかなか難しいんですよね。屁理屈ばかりの反抗期になりますし。

 

 

 

開智塾に小学生出来てくれている子はなにがいいのかというと、授業時間以外の自習時間がみんなスゴく多いんです。強制しているわけではありません(推奨はしますが)。毎日これだけの時間はキチンと勉強する。塾の宿題やら問題集やら。分からなかったら聞きに来る。宿題で間違えていたところを復習する。そういったことが習慣づけられていくと、そのうち「やってないと気持ち悪い」(というか、その時間なにするの??)みたいな生活になります。そうしたらもう、あとは与えていくだけです。

 

 

 

中3のお子さんをお持ちのお父さんお母さんには分かると思いますが中3の岐阜新聞テスト、開智塾の平均420~430点くらいです。期末テストとかとほとんど変わりません。これがいかにすごいか、これが習慣の力です。