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進学校に行くと言うこと

進学校に行くというのは、たとえるなら全国大会を目指すということです。

 

 

岐阜は、どんな競技でもそんなに全国大会に行くことはないですから、身近に「全国レベルの努力」をしている子を見かけませんが、実は進学実績は全国の公立高校のなかでは有数のレベルです。

 

 

 

ちなみに、高校の進学実績などを調べるとかなりの確率で「みんなの高校情報」といった名前のサイトがヒットしますが、信用しないでください。データの出所などの記載が一切なく(存在しないはずの高校偏差値などが記載されており、問題視されています。また、偏差値意外のデータもwikipediaなどの情報を貼り付けただけのようです)かなりインチキくさいサイトのようです。

 

 

 

話を元に戻して。

 

 

 

上位進学高の子たちは全国大会を狙うレベルの努力をする必要があります。全国大会に出ただけの1回戦負けは、スポーツの世界ではどう評価されるか分かりませんが、進学の世界で「進学校に入っただけ」の子の未来は壮絶に暗いです。商業高校や工業高校のなかで進学した子よりも平気で下になってしまいます。理由は色々ありますが今回は書きません。またそのうち。

 

 

 

 

すると、「トップで下にいるよりランクを下げた学校の上位の方がいいの?」という疑問がわきますが、運が良ければそう言うこともあります、というのが答えです。

 

 

 

たとえば岐阜高校で下位5分の1くらいに入ってしまう子の卒業後の進路は、高校入試で300点以下くらいの学校の中盤くらいと同じです。下げるならそこまで下げないと、上位に立てないでしょう。

 

 

 

つまり、「上位校の下位より、下位校の上位」というのは、ほとんどの場合成り立たないということになります。

 

 

 

では、上位校の下位になりそうな順位の子は、どうすればいいか。

 

 

そのまま迷わず上位校に行ってください。そこで頑張ってください。上位校に下位で入っても、頑張ってやっていけばきちんと上がっていけます。逆に、上位校にどれだけ上位で入っても、遊んでいたら秒速で落ちていきます。たくさん見て来ました。逆転の喜劇も悲劇も、同様に毎年起こります。

 

 

 

進学校に行くと言うのは、こういうことです。

 

 

 

ちょっと気の毒なのは、、、決して高校に入って遊んでいたわけではないのですが、勉強そのものがあまり分かっておらず、高校で順位が下がってから開智塾に来るパターンです。これはかわいそうですね。中学のうちから、進学校に行ったらどのようになにをしなければいけないか分かっていかないと、これもまた悲劇を生みます。

 

 

 

 

 

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