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文系理系選択にめっちゃ困った人用

高1の今頃、ちょうど分離選択のまっただ中です。

 

 

そう、大学や学部よりももっと大きな二つの分かれ道の分離選択は意外と早く、高1の中頃から希望提出が始まって冬には確定となります。

 

 

大事な事なので結論から言います。

 

 

理系に行ってやりたい事がある人は理系に行ってください。大学受験の理系は「大学学部学科」まで決めて受験するのが普通です。決まっていればまっしぐらで頑張りましょう。成績なんて今気にするんじゃなくて、やりたい事があるならまっすぐ向かってください。

 

 

 

特にやりたい事がない人、文系に行ってください。文系は「大学学部」までで受験して、入学後に学科を選ぶ大学もたくさんあります。上位ほどその傾向にあります。

 

 

 

理系に行くにしても文系に行くにしても、「文系科目が苦手だから」とか「物理が苦手だから」というよく分からない理由で選択すると大変な事になります。大抵、そういう子は他の科目も苦手になるからです。「苦手だけど頑張る」という子は、大抵の科目はなります。

 

 

 

ほんまか?と思う人用に、ヒントだけ出しておきます。大学入試はたくさんの科目で競います。苦手な科目は得意になる必要はなく、平均プラスアルファ取れればいいんですよ。

 

 

 

1番やっちゃいけないパターンは「とりあえず理系に行っておいて、あとで数3とか物理がキツくなったら文系に変える」というものです。塾でも学校でも進路指導をしている人にこれを言われたら絶対に信用しないでください。受験勉強が全く分かっていない人です。

 

 

 

「文転」なんていう専門用語っぽいものまでありますが、学校の制度がそもそも途中で理系→文系変更を認めていません。数3も物理も最後までやらないといけません。勝手に文系学部を受験するのは自由ですが、傍らで理系科目の定期テスト勉強をし続けなければなりません。膨大に勉強の時間を奪われます。

 

 

 

 

こんな事言うひとは少し数学ができる(ので、理系に行くのはいいけど先は不安)という人がおおいのですが、それでやりたい事が理系にないのであれば、迷わず文系に行ってください。多少数学ができるというのは理系では武器になりませんが、文系に行けばとてもとても強力な武器になります。特に旧帝大以上クラスは文系でもほぼ数学必須です。ここが旧帝大とその他大学の大きな差になります。

 

 

 

その際、文系科目が苦手というのは克服するよう頑張ってください。文系科目は、「できない」ではなく「やってない」人が多いんです。時間をしっかりかけて、覚えるべきことを覚えてください。古文の活用、社会、英単語、構文、などなど、あなたが避けてきた物を、今腹をくくってきちんと毎日3時間やれば、文系でも一気に上位に行きます。

 

 

 

理系は理数系が得意な人。

文系は文系が得意な人理系科目が苦手な人。

 

 

この特性を忘れないようにしてください。

 

 

 

 

これらは当然先の就職を見据えてあります。そのあたりはご心配なさらず。またの機会に。

 

 

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