開智塾はどうだろう？と考えてくれている方へ

この記事は、現在他の塾に通っていて、開智塾に変わることを検討されている方へ書いています。

 

 

塾を変わろうと思われるほとんどの理由は「今の塾で成果が出ない」ということではないかと思います。

 

 

検討先として開智塾を考えていただけるのはとてもありがたいです。感謝です。

 

 

 

でも、その前にちょっと確認していただきたい事があります。

 

 

 

「今の塾で成果が出ない」というのは、いったい「どれくらいの成果を誰が期待しているのか」ということです。

 

 

ひょっとして、ご本人は頑張っているのにおとうさんおかあさんの希望を焦って押しつけてしまっていませんか？

 

 

もしお子さんがその塾を気に入って頑張っているなら、まずはその塾の信頼できる先生に現状を相談してみてください。そして、

「よく把握してもらっているな、うちの子のことをよく分かってくれているな」

と思えるなら、もうしばらくそこで頑張れはしないだろうかと考えて見てください。

 

 

 

実は一番よく聞く「成績が伸びないので環境を変えてみようと思って」というのは、最悪に働く場合があります。というのも、今の環境の中で頑張ろうと思っているお子さんにとっては、その努力を理解しようともせずただぶち壊しているだけにしか見えません。

 

 

 

もちろん親から見た時に、「うちの子の力が発揮できる環境じゃない」と思う気持ちは分かります。分かるんですが、だからといって本人の努力を考慮しないで全部リセットしてしまうというのはちょっとキツい。お子さん目線で見た時に、「また次も同じ事になるんじゃないか」と思って踏ん張れなくなってしまいます。一生懸命おいしい料理を作ろうとしているのに、「食器も調理器具も全部捨てて別のものを買いそろえようか」と真顔で言われたら、結構ショックじゃないですか？「そんなにまるで駄目だった？全部リセットが必要なの？？」と思いますよね･･･。

 

 

 

 

塾の先生も、お金を出せばズバッと解答を出す･･･ように見えて、お子さん一人一人を伸ばすための方法はいつも手探りです。僕もそうです。一生懸命塾をやっている同業の先生を何人か知っていますが、一生懸命やっている人ほど、あれやこれやと手探りでいろいろな球を投げては反応を見て、、、としているものです。

 

 

 

お子さんを伸ばす方法に決まった正解はありません。実際にはいくつもいろんなことを試して、その結果１つの方法がうまくハマって伸びた！というのが真実だと思うんです。タイミングも重要です。同じ事を言っただけなのに、妙に今回は響いてるな･･･ということがよくあります。

 

 

だから、塾をやめるにしても「今の先生は信頼できると思うから、まずは先生と話してみて、先生の言うような成果がいついつまでに出なかったら変わることも考えようか」という風に、「やめる前に心構え」みたいなのを作れるようにしてあげて欲しいんです。

 

 

 

もう一度書きます。

 

 

もし今通っている塾で「うちの子のことを分かってくれている」と思えるなら、まずは先生に一度相談してみてください。きっと今のお子さんの状況、おうちの状況、いろいろなことを考えて前へ進むための一手を打ってくれると思います。駄目なら２手３手と打ってくれます。そういう先生は、大丈夫だと思うんです。塾ってそう言うところだと思います。授業するだけったらyoutubeで十分なんで。少なくとも僕が知っている先生は生徒一人一人にそういう思いを持って取り組んでいらっしゃいます。

 

 

 

 

「頑張っているからこのまま続ければ大丈夫ですよ」とか、「みんな最初はこんなもんです」みたいなことを根拠なしに繰り返すだけの人、口だけで何もしてくれない人はやめた方が良いかもしれません。