小学生の理社の勉強
2021年11月30日
小学生では理社が副教科扱いされているきらいがあるのですが、中学での理社に直結する大切な勉強です。
基本的な勉強法は、理科も社会も、ノートまとめ→問題集を複数冊やる、がいいと思います。※中学生になると理科のノートまとめはそれほど重要ではないと思いますが、小学生の内は実験観察系がたくさんありますので、自分で絵を描いたり実験結果をノートにまとめたりする練習も必要ですね。
ノートまとめの際には教科書丸写し・・・も悪くはないのですが、自分なりにまとめて見るのが良いです。どうしたらいいのかよく分からないと言う人は、まずは箇条書き&図表を写す、と言うところから始めてみましょう。
で、残念なことに問題集にあまり選択肢がありません。
小学生も中学生も言えることですが、理社はまず教科書準拠(教科書に沿った問題集)であることが大切です。準拠でない問題集は、範囲が合わなかったり言葉が違っていたりします。(教科書に出てくる言葉って教科書によって違うんですよ。)
準拠物はだいたい2種くらいしかなく、
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「教科書ぴったりトレーニング」シリーズ
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です。(上記リンクは、当地の教科書に合わせたリンクではありませんので購入の際は教科書会社を確認してください!)
どちらも多くの本屋で見かけますので、実際に手に取って見ていただけるといいと思います。
カラーで図表が多くて簡単な印象を受けると思いますが、まずは教科書に合わせた内容に沿って勉強することが理社では大切ですので、そこから始めましょう。
まとめると、
学校で学習する
↓
ノートまとめ
↓
まとめた範囲の問題集をやる
↓
模試の前に間違えたところ、苦手なところをやり直す
という流れですね。
問題集は複数冊やるといいです。いくつか問題集をやると、大切なことがらとそうでない事柄が自然と分かります。全部の問題集で出てきたのが大切な事柄です。
準拠以外をやると知らない事がいろいろ出てきますが、指導できる人がいるのが前提です。小学校の段階だと、その分野について初めて学ぶということが多いですから、習っていないことを既存の知識から組み合わせて理解していくのは高度で難しくなります。小学生の内は理社については無理せず教科書の範囲できっちり満点取れるようにすることが大切だと思います。