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超級プリント

中学生の授業では、月1回必ず「超級プリント」を使った授業を行います。

 

 

テストが近くなってくると日程調整が大変なのですが、とにかくやります。英数それぞれ、おもに月末週にやるようにしています。

 

 

 

 

 

プリント配布

やって提出(期限あり:間に合わない場合は授業参加できません)

授業で解説

直して提出を繰り返して全マルへ

完了したら最終提出

コメントをつけて返却※

 

 

 

という流れです。最後の返却時には僕が一人一人全員分のプリントにコメントを添えて返しています。一人一人にあわせてメッセージを送っているつもりです(時に非常に辛口になる事もあります)。

 

※ブログをご覧になっている保護者さま、時々「超級プリント見せて」って言ってみてください。すでに終わった月の分なのに何のコメントもなければ、最後の「直して提出→返却」をやっていないということです。もったいないです。

 

 

内容は、そりゃもうそれなりに難しいです。最初の段階で全部完璧に自力でやって出せる子はほぼいないと思います。

 

 

というのも、開智塾は中間・期末テストの平均点がだいたいどの学年も410点~430点くらいで、上位層はほとんど学年3位以内ばかりです。そういう子たちって学校の問題が簡単で退屈です(あくまでも授業ではなく問題が、ですよ)。学校は学校でいろいろ学ぶところは多いのでちゃんとやってほしいのですが、、、ともかく学習という観点に置いてはそれほど苦労しない子がほとんどです。

 

 

 

でも、若いときに「なにこれ全然わからん!!!きーーーー!!!!!」ってなったり、1問を何日もかけて考えたりっていうの、とても大切ですよね。場合によっては全く歯が立たず、説明聞いても分からんと言うこともあると思います。そういうことも含めて、超級をやっています。

 

 

 

近年、岐阜新聞テストも入試も、だんだん難しくなって言っています(昨年度入試はゲロ簡単でしたが)。そういうときに、頭をぐわんぐわん使って考えてきた子の底力って出るんですよ。

 

 

おうちで「分からんから教えて~」ということも多いと思います。一番いいのは「塾で聞いてらっしゃい」ですが、超級はそれほどヒントをあげません。理由は上記の通り「自分で必死に考えて欲しいから」です。

 

とはいえ、一方で「主人が質問されて熱くなってます」「親の方が必死です笑」という話も聞きますので、子どもに全く口をきいてもらえない僕からしたらうらやましいな、まぁそれもアリかな、とは思います。微笑ましいですからね。

 

 

なかなか塾で質問できない子には、「ちょっとお母さんも考えてみて、こうじゃないかなって思うけど、塾で正解聞いて後で教えて!」というのもいいですね。親子コミュニケーションも取れますし、聞いてきて理解して話すというプロセスが問題理解に役に立つのは間違いありません。

 

 

と、まぁそんなわけで子どもたちを苦しめる超級プリントですが、大いに苦しんでください。そのためにやっているのですから( ̄ー ̄)ニヤリ

 

 

 

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