全マルについて
2023年01月05日
塾生のみなさんはほとんどの方は知っていると思いますが、念のため書いておきます。
全マルとは、テキストの間違いを全て直して講師にマル付けをしてもらい、出来るまで自分の手で直して○をつけてもらい、・・・を繰り返して、ページやプリントを全部○にする事です。
この作業は普段からコツコツ毎日やってください。
やむなく期限を切ることがありますが、期限最終日に持ってきて「たくさん並んでて見てもらえなかった」という子が必ず出てきます。
期限ってのはその日にやりましょう、ではありません。その日に提出出来るように普段からやっててください、ということです。
確かに、講師は授業に入っている時間が多く、毎日フルで自習室に誰かいるわけではありません。
が、ここ数年は週に2~3日程度は全マル対応が出来るようにアルバイトさんにも来てもらっていますし、いつ来てくれるかもカレンダーに書いて誰もが見られる場所に貼ってあります。
そして普段、授業の間の時間も他の塾より多めに取ってあります。6時半~7時、8時半~8時45分、10時15分以降閉めるまで。この間は講師も対応しています。毎日です。土日も結構な時間対応出来ています。
毎日これだけの時間があって、それでも全マルをやらないで「先生がいない」「たくさん並んでて終わらなかった」はちょっと・・・。
「マルつけて欲しい時に先生がいない」じゃなくて、「○をつけたいときに君はいつも来ないよね」というのが本音です。散々放置しておいて、いざ期限となったらその日だけ持ってくるってのはもうやめましょう。そもそも勉強の仕方として間違っています。
習ったらすぐやる。これは学校のワークでも塾の宿題や全マルでも同じです。
特に授業終了時刻に迎えに来てって言われている方はご注意ください。ちゃんとやっている子は全マルを終わらせてから帰るってのをコツコツやっています。
開智塾は、他の塾さんと違って「授業をやって終わり」ではありません。自分で直して自分で解けるようにする事がとても重要だと思っています。授業が商品ではありません。お子さんの点数が伸びることが商品です。もし、「うちの塾の素晴らしい授業を受けるだけで成績がぐんぐん上がる」という塾があるならそちらへ行かれた方がいいと思います。僕らには授業時間座らせておくだけで点数を上げる力はありません。ご本人が宿題と全マル、暗記その他諸々やって(または、やろうと一生懸命苦労して)ようやく成績が上がるものだと思っています。
全部放置して、すっかり教わったことが抜けた後で穴だらけの問題集を何冊も持ってきて何とかしてくださいって言われても無理です。それで出来る天才は見たことがありません。
今年の冬期講習テキストの全マル期限は15日(日)です。が、先に言っておきますが15日当日に持ってきてもほぼ対応出来ません。この日は全国模試もありますし、高校生の「共テに挑戦」もあります。
15日までに出せるようにしてください。(掲示もしておきます。)
でも、もし、「溜まりすぎてもうお手上げです」という子がいたら、相談しに来てください。黙って放置しないでください。こちらから定期的に声かけもしますが、1日でも早い方がいいです。それを怒るほど鬼ではありません。ここから一生懸命やっていこうとか、土日に来て○ページずつのペースで取り戻していこうとか、そうやってサボった分の穴を埋めていくということも地道にやります。
あ、たまに「全マルにしろって言われてない」とか「全マルの宿題が出てない」という子がいますが、言わなくても毎回やっててください。いちいち言われないとやらないようでは困ります。学校のワークも同じですよ。