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課題テスト

関高校新1年生の課題テストがありました。

 

 

5~6人くらい100点がいて、さらにたくさん1問ミスとか90点台がいるので、みなさんがんばってくれていますね!最初が肝心です。

 

 

この時期、思ったより高校1年生は大変です。4月で数学が、5月で物理が分からなくなるって言ったでしょう?実際そのとおりになってきている子もいると思います。ここが踏ん張りどころです。

 

 

 

毎年の事ですが、分からない物を放置する子とそうでない子がいます。もちろん前者はどんどん分からなくなっていきます。関高校に限らず、岐高でも北高でもどこの高校でも、この1ヶ月の内容は学年最上位クラスでもせっせと聞きに来てやっている感じです。毎日毎日いくつも質問をして分からない所を分かるようにして帰って行きます。分からない所はすぐ解決する・・・と言うのが最上位たるゆえんですね。

 

 

 

中学の時ぼちぼち出来ていた子たちは、中学校の内容もよほどのことがない限りたいていのことに対応出来てきました。授業進度も速くないし、参考書なり教科書を見ればほとんど答えが分かりました。解答を見れば正解への道筋も見当がつきました。だから、それ以外の方法を知らないのかなと思います。多分、こんなに分からないことが大量にあるって状況を経験したことがない。だからどうしていいか分からない。優秀だった頃の自分のやり方をそのまま続けようとしてしまう。

 

 

 

でも(高校生に限らずですが)成績を上げる方法論は、実は非常にシンプルです。分からない所を分かるようにする。これだけです。そしてそのために最も良い方法は、質問して教えてもらうことです。僕らは質問されるとその子がどこで引っかかっているかを考えてピンポイントで教えます。そしてその内容が「とりあえずやり方だけ覚えておくしかないね」ということなのか、「これはこういう理屈でこうなってるんだよ」ということなのかまで話すことが出来ます。出来るための最短距離を進めるのです。あとは練習に時間を割く。それが効率的な勉強をするために最も大切なことです。