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「高校偏差値」の謎/「岐阜五校」・・・?/真の高校の実力とは?

各務原市の那加中、桜丘中、蘇原中、稲羽中あたりから岐阜高校・岐阜北高校・加納高校・岐山高校・長良高校を考えるご家庭にとって、この話はかなり現実的な問題です。

 

岐阜学区(那加桜丘校)で面談をしていると、よく聞く言葉があります。

 

・高校の偏差値
・岐阜五校って何点ですか?

・〇〇高校だったらだいたいどの大学行けますか?

 

進路を考える上で大切なしてんです。

ただ、これらには少し誤解されやすい部分があります。

 

今日はその話を。(R06.05.19最新情報に合わせ更新)

 

高校の偏差値ってなに?

 

インターネットで検索すると、岐阜県の高校でも偏差値が出てきます。

 

しかし、学校の実力テストなどで見た「偏差値」と、ネットで出てくる「偏差値」は数字が全く異なりますので、比較できません。

 

実際、学校の実力テスト偏差値60前後でも岐阜高校に受かる子はたくさんいます。

あくまで「気持ち」くらいのもので、「目安」ですらありませんので気にしても仕方がありません。

これは塾業界の人はおろか、学校の先生がたもよく分かっていらっしゃると思います。

(ちょっと詳しめの説明は↓の青枠)

 

加えて「内申点」の存在も大きいです。

入試において3~4割を内申点が占めているということは、かなり大きな事実です。

大学入試なら1割ですら大ごとですよね。

 

 

なぜ「高校偏差値」が信頼出来ないのか、詳しい説明(飛ばしていただいても構いません)

 

偏差値というのは、本来

「あるテストを受けた集団の中で、どの位置にいるか」

を示す数字です。「統計」を勉強した現役高校生なら全員が知っていることです。

 

では、大学入試はどうでしょう?

 

大学受験の場合は、全国規模の模試(河合塾の全統が有名ですね)のデータを元に集計します。

受験生の多くが受ける8月・10月あたりはかなり正確なデータが出てきます。

 

合格判定はどうでしょう?

 

模試のデータを元に、その後の追跡調査を徹底して行い、「今回のテストでこの偏差値の人がどれくらいの確率で受かっているか」を計算して判定を出しています。

未来予測ですからもちろんブレはありますが、本番が近くなってくるとかなり正確性の高い判定が出てきます。

 

しかし岐阜県の高校入試では、そうした共通のデータはありません。強いていうなら「実力テスト」(青色の結果表のやつですね)は県内で統一して行われていますからかなり正確な数値が出ているはずですが、教委から漏れ出てくることはありません。

 

結論、「高校偏差値」は、存在そのものが謎なんです。

 

 

岐阜五校ってなに?

 

そしてもう一つ、「岐阜五校」という言葉。

 

岐高・北高・加納・岐山・長良をまとめて呼ぶ言い方としてよく使われます。

(※塾業界的に非常に便利な言葉なので近年復活しました。詳しく知りたい方だけ↓の青枠欄をご覧ください)

 

しかし、大学進学実績に関して言えば、この言い方はあまり意味がなくなっています。

現在は全県で学区制度もなくなり、進路の考え方もかなり多様になっています。

 

例えば

 

・家から通いやすい学校
・部活動との両立
・学校の雰囲気

 

などを理由に高校を選ぶ人も増えています。

事実、進学校の下位層より商業・工業高校の上位層の方が偏差値的に高い大学へ進学するのが当たり前になっています。

 

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高校の実力をどう測るか?

 

進学校に行くと言うことは、その先に大学入試が待っています。

 

高校の「大学合格力」を図る最大のポイントは、「平均点でどこに進学するか」だと思います。

どの学校もトップ何人かは飛び抜けていますし、これは年によって変動があります。あまり参考になりません。

(実際、開智塾生でも各務原西高から一橋大学に現役合格した子がいました。すごいですよね。そのままストレートで公認会計士試験に合格したそうです(ノ≧∀)ノ♪)

 

さて、各高校の平均点くらいでだいたいどこに進学しているかをざっくり書いてみます。

 

岐阜高校・・・1~2割名市・名工、他岐阜大学

岐阜北高校・・・3割岐阜大学、他南山大あたり

ーーー国立大学安定の壁ーーー

加納高校・・・名城大、愛大あたり(岐大は上位30~40名くらい)

ーーー上位なら国公立の壁ーーー

岐山高校・・・中京圏中堅私大(岐大は加納の約半分くらい)

長良高校・・・ 〃(〃)

各務原西高校・・・ 〃(〃)

 

「え?意外!」と思われた方も多いのではないでしょうか。(どう意外かは人それぞれかもしれません)

でも開智塾では毎年上位進学校の進学実績をカウントして推移を見ています。

 

進学実績というと、つい「東大何人!」みたいな派手な数字に目を奪われますよね。でも開智塾の視点は意外にそこだけではないということがおわかりいただけると思います。

 

開智塾は、講師が岐高→京大・東北大・理科大、加納→中央大です。

「国立大」を最大目標に、実績をこだわってやってきました。

ずっと旧帝大の合格を輩出し続けています。

 

それには、「本当に受かるのか?」に対する異常なまでのこだわりがあるからです。

上記の「見方」はその一端に過ぎません。

 

これを踏まえて、高校進学においても「とりあえず数字稼ぎ」みたいなことをしないのは、その先の大学進学が本番だからです。中途半端に「五校」に踊らされるくらいなら、適性によっては私立高校の方がいい場合もかなりあります。もちろんその逆も。

 

近年は上位国立大も推薦入学が増えて来ました。名古屋大学でも定員の3割に迫る勢いです。

 

そこにも柔軟に対応していくためには高校での内申点も取らなければならない。

「学校別定期テスト対策これが出来なきゃ帰れません!」もその一つ。

学校ごとなのでめっちゃ大変ですが、とにかく細かに対応していきます。

出来ないものを一つでもなくしていき、しっかり中間期末の点数を取ることが現代の高校生にはとても大切になっています。

 

 

なぜいまさら「岐阜五校」?

 

この言葉、少し昔・・・といっても、現在60~70歳前後の方の時代の「学校群制度」(昭和49年~58年度入試)に由来します。「五群」とか言われていたようです。

 

今の親世代の方は、自分が中学生や高校生の頃はそれほど「五校」という言い方はしなかったのではないでしょうか。僕も自分が受験生だった当時、親から言われたくらいでほとんど使われず、その後20年くらい眠っていた言葉です。

 

では、なぜこの言い方がいまだに使われているでしょうか?

 

実はこの表現は、「塾にとって都合が良い」言葉なんです。

 

実際、岐山高校・長良高校はもちろん良い学校ですが、入試の点数的に言えば平均よりやや上でも合格しています。

「岐阜五校合格〇〇名!」という売り文句はスゴくプレミア感がありますが、実は・・・数字のトリックみたいなものですね。あとは察してください_(._.)_

 

 

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