入試までの親のスタンスは
2022年11月29日
入試が近づいてきて焦っている保護者のかたは多いと思います。
お子さんがとても焦ってるように見えない。
点数が足りない。
なかなか上がってこない。
もし余裕の点数だったとしても、入試となれば緊張するものですよね。
子どもに対してどう接していいかで悩まれる方は多いと思いますが、「いつも通り」でお願いします。
うるさく言ってきた人はいつも通りうるさくしていてください。(うざいと思う子、自習室に逃げて勉強してください)
特に言ってこなかった人。今さらなにも言わなくてもいいです。
子どもからすると、最大のストレスは「親の態度の変化」です。気を使って言わないように・・・とか、焦っていつも以上にイライラ・・・とか、どっちも子どもからしたらストレスになります。親がいつも通りにしている方が子どもが最も安心します。
ただし、気をつけて欲しい点は2つ。
勉強している最中は余計な事を言わない。
不安だけは我慢してポーカーフェイスで。親の不安は子どもにすごく敏感に伝わります。
この点だけは気をつけて、後はいつも通りにしていてください。それでOKです。気を使って音を立てないとか家族みんなでテレビも我慢とか、そういうのは不要です。本当に勉強する子はテレビがついていようが関係ありません。逆にこの時期になっても勉強しない受験生は、これもまた親が態度を変えたところで変化はありません。
我慢できなくなったら連絡ください。いつでもビシッと言ったりますわ。
入試本番では本人ただ1人の勝負です。自分の事だから自分で乗り越えさせる。周りがいつも以上のサポートをする必要はありません。
あ、これはあくまで受験生の直前期の保護者さま向けの話ですので誤解のないよう。子どもが安定してこの時期を集中して過ごすには「周りの変化がないことが一番効果的」という話でした。