読むと解いてみるでは大違い
2024年07月06日
中学生・高校生のみなさん、勉強する時期は今ですよ。テスト前2週間に暗記だノートまとめだのワーク解答写しだのは最悪です。テストが終わると部活の期間と思っている子が多いので、ちょっと気をつけてください。
勉強で大切な事は山も谷もなく日々平然とやり続ける事です。テスト前に何ヶ月も前のことを聞いてくる子、今やってください、今。
特に上位学年向けの話なのですが、理系の科目で分からない問題があったらどうしていますか?
質問をするのがベストです。
それ以外にも参考書などで勉強してたりしますよね。今日はその話です。
たまに質問されて思うことでもありますし、自分の経験上でもそうなのですが、問題の解説が詳しければ詳しいほど「読むだけ」になっていませんか?
例えば数学や物理化学系は、とても親切に解説している参考書がたくさんあります。「語りかけ調」の参考書もたくさんありますよね。(・・・となるよね?ということは・・・なんだよ!みたいな)
これ、実際に一緒に解いていますか?
自分で問題集を解いていて思ったのですが、分からない分野をやるときに「誰でも分かる!親切丁寧な参考書!」みたいなのを買ってきて読んでたんですが、だんだん「読むだけ」になって自分で解いていないことに気付きました。
たいていこういうときって「字面だけ追っかけて内容が頭に入ってこない」状態になりません?
参考書を使う時は、それがどれだけ丁寧にわかりやすく書いてあったとしても、必ず一緒に解いてみてください。丁寧な参考書は言ってみれば横について指導してくれる家庭教師みたいなもんです。家庭教師が話してくれていて「分かった気になる」のは当たり前です。それは上手に話してくれている(書いてくれている)からです。でも自分では解けるようになりません。
面倒でも必ず自分で一緒に解いて1ページずつ進めてください。それが最短最速です。
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個人的な話ですが、今取り組んでいるのが統計的推測の分野です。
(一見すると意味不明なんですが、よく見ると高校数学の範囲内で書いてくれています。)
今の高校生はこれをやらなきゃいけないから大変だ・・・