90点以上の中3が取り組む問題
2019年07月30日
問題集の紹介です。
90点以上をコンスタントに取れている科目の勉強にちょうど良いのがこのシリーズです。
テストの勉強って、どうがんばっても100点までしか取れないんですよね。ですので、一般的な勉強法からすれば、90点以上いつも取れているならそこに多くの時間を掛けるのは得策ではありません。
とはいうものの、やらないわけにも行かないし、かといって簡単なことをやっていても時間の無駄・・・。そんな人のための問題集です。
ちょうど「公立高入試のなかでも難しい問題」ばかりを集めてあるので、効率よく「あと数点」の勉強に集中することが出来ます。岐高北高、関高でも上位(450点以上)で入りたい子ようですね。
ちなみに、このシリーズで「50%以上が取れる落とせない問題」っていうよく似た名前のシリーズがありますが、そちらはそれほど勧めません。普段のテストでコンスタントに90点取れないと言うことは、全体的に応用力がないか、単元によって苦手があることを意味しますが、そのいずれもきちんと基本からやり直す必要があるからです。
基本からやり直す場合は、いつも言っていますが、中1の単元なら中1向けの、中2の単元なら中2向けの問題集を買ってきてやりましょう。中3用の問題集は、問題が圧縮されていて基礎から勉強するには向いていません。
どれくらいのペースでやっていくかですが、1日にどれだけ出来る・・・という発想よりも、○日までに何ページやらなきゃ追いつかない、だから1日何ページずつやる、という発想の方が正しいです。
例えば、期末テストまであと25日だとしましょう。今から問題集を買ってきても、1冊まるまる全部やっても100ページから多くても150ページくらいしかありません。1日にして4~5ページくらいです。これ、1ページ目から全部やったとしても、です。
ここから、「これは大丈夫」という単元はいったん飛ばして、優先度の高い単元だけをまずはやりましょう。1科目仮に4ページあったとしても、3~4科目で12~15ページ程度。夏休みなら出来ますよ。少なくとも上位進学校を目指すのであれば、その程度はやってください。それがデキナイなら進学校は向いていないかもしれません。自分をどっちに合わせていきますか?
ところで、日数にはマージン(余裕・余白)を取っておくべきです。風邪引いた時用に2~3日分でいいでしょう。あまりキチキチで実行できない予定を立てるのも、「デキナイ」ひとのやる事です。
立てた計画を実行するのは、自分・・・ではありません。正確には「自分だけではなく、他の人の力も借りましょう」です。友達同士で刺激し合うとか、親に管理を任せるとか、使えるモノは全部使う。勉強計画というのは、結果が全てであってプロセス(過程)は問題ではありません。出来たら勝ちなんです。
ちなみに、以前こんな記事をアップしましたが、それが今はこうなっています↓
学校のワークを3周り以上やろうプロジェクトですが、枚数(参加者)が増えています。
しかも、よく見ていただくと分かりますが↓
着実に進めている子が何人もいます。
「やるよ!自己申告ね!」と言ったときに言ってきてくれた子と、そうでない子の差がこんなに大きくついてしまっています。
考えたら人生ってこういうことの差の積み重ねですよね。よく「チャンスは誰にでも平等にある。チャンスに気づけるか気づけないかだ」とか言いますが、まさにこれ。
いま、関校でも那加桜丘校でも「自習時間グランプリ」グラフが貼ってあります。昨年も一昨年もやりました。
積極的にグラフをぐいぐい伸ばしている子の割合は、昨年よりも遥かに多いです。1週間もしない内にもう50時間に届きそうな子が出ていています。
またそのうち画像を貼りますね!チャンスをつかんでください。