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自分から夢をつかみに行くとはどういうことか

 

 

 

 

たくさんの人が言います。夢はつかみ取るものだ、と。

 

 

 

 

カッコイイ出だしですが、ミュージシャンじゃないので具体的な話をします。

 

 

 

 

ある高校生の子が、以前から「マスコミ志望」と言ってくれていました。Aさんとします。

 

 

 

 

僕はそのことを覚えていたので、とある卒業生の子がもし来てくれることがあれば、会わせてあげようとずっと考えていました。

 

 

 

 

最初にそう思ってから1年以上経って、ようやく実現しました。

 

 

 

 

それが最初の画像です。

 

 

 

 

もう8年?9年?前に塾を卒業して、現在社団法人共同通信社で校閲の仕事をしている伊藤奈々世先輩です。数日前に、久々に会いに来てくれると言う連絡をいただいて、数日で今回の話までこぎ着けられました。奈々世ありがとう!

 

 

 

 

どうやって就職したかとか、大学はどうだったかとか(ちょうど、その子の憧れの早稲田一文卒で感動)、実際の仕事はどうかとか、色々聞いていました。

 

 

 

今回、Aさんはたくさんのものを手にすることが出来ました。こう言う機会、臨む心構え、直接聞けた生きた知識、人脈。

 

 

 

ひょっとしたら、Aさんの他にもマスコミ志望の子がいたかもしれません。会わせてあげれば良かった。でも仕方ないです。僕が知らないんで。

 

 

 

冷たいようですが、これが夢に近づいて行く子とそうでない子の圧倒的な差です。

 

 

 

黙々と、黙して語らず、夢に向かって努力し続ける事は非常に尊いことです。でも、はっきり言いますが、そんなのは受験生なら当たり前です。受験生と言うだけで恵まれた環境。そのなかで努力をしきることは大前提です。(まれに、「努力を出来る事そのものが才能だ」とか言ってる人がいますが笑)

 

 

 

その上で、合格と不合格の差はどこにあるのか。伸びるのか伸びないのかの差はどこにあるのか。

 

 

 

 

こう言う仕事をしていて毎日見ていると、やはり伸びていく子はじっと座っていませんね。どんどん自分から色々話しに来ますし、質問にも来ます。遠慮しません。逆にどんなに賢い子でも、ただ黙々とやっているだけの子はどこかで天井にぶつかるようです。それは理由があり、誰にでも起こりうることなのですがまたいずれ。

 

 

 

 

今は昔と違って、様々な面において情報を手にしやすくなりました。どんな職業でも、ちょっとググればすぐどんな仕事か、どうすればなれるかが分かります。みんなが等しく知識を持つことが出来る素晴らしい時代だと思います。

 

 

 

だからこそ、その先の差が大きいんです。簡単に手に入るものには価値はない。自分だけで手に入れられるものもたかが知れている。

 

 

 

 

就活なんかでも思い知らされますけどね。勝負はその前についていたりするもんです。