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センター現代文を一気に

仕上げていくくらいの気持ちのノリで前のめりな勢いなのですが。

 

 

 

現代文は、以前にも書きましたが、哲学・社会学的な社会への視点に、身近な問題が絡まって、そして比喩やら体験やらが持ち出させたところを細かに突っつき回してきます。

 

 

 

で、大抵の受験生にとっては邪魔で仕方がない科目なんです。意味分かんないんで。

 

 

 

ただ、やはりいいこと言ってくれてもいます。普段なにも考えずに生きていたらそれこそお目にかかれなかったような視点にであったり、全く興味がなかった芸術について延々語られたりして、イヤだと思えばイヤなんですが、前向きに見てみると意外に面白いかもと思える側面もあります。

 

 

 

また、小説は、よく見ると意外にヘビーな物が出題されていたりします。

 

 

 

過去に、こんなのが。

 

 

 

お母さんを亡くしてお父ちゃんと娘の二人暮らし。父子家庭となって苦労するお父ちゃん。

 

久しぶりにお父ちゃんが旅行に連れて行ってくれる。喜ぶ娘。

 

でも、旅先の夜中ふと娘が目を覚ますと、お父ちゃんがなにやら机に向かって呟いている。

 

「もう無理だよう・・・もうくたびれちまったよう」(ちょっと違ったらゴメン)

 

 

 

もう、完全に娘を連れての心中を考えている。それを知らずに無邪気にはしゃぐ娘。ヘビーですよね。センター試験は、こんなヘビーなのやら浮気やら、なかなか告白できない無職同然の書道の先生とか、わけわかんねーのがいっぱい出てきます。結構カオスです。

 

 

 

でも、これは僕だけかも知れませんが、出題者の何というか若者(受験生)への愛をかんじるんですね~。最近すっかり読書なんぞしなくなった子どもたちの世界をもっと広げてあげたい、成長させてあげたい、背伸びする楽しさを教えてあげたいというか。

 

 

 

そんなわけで、意外にセンター現代文は楽しいのです。