ちょっとした差でしかないんですよ、結局。
2020年02月08日
過去、15年くらい塾をやってきて、「これは天才かも」と思う子は数人しか出会ったことはありません。きっと、その数人も天才ではなく、人より努力をして来たか、ステータスを何かに全振りしただけなのでしょう。(全能力値を10として、均等に2ずつ5科目に振り分けるのではなく、数学のみに10,ほかはゼロみたいなのを言います。ゲーム用語です笑)
全能力値が10として、それを2ずつ5科目均等に割り振っているならまだマシです。ほとんどの子は10の内の5くらいを、なんとか5科目にやりくりして振り分けているのが現状じゃないでしょうか。なんなら、技術家庭とかに8くらい行っちゃってなかなか陽の目を見ない子もいる。
けどそれを頑張って頑張って、6、7、・・・とあげていく。何とか苦手な科目に振り分けたり、得意科目を伸ばしたりやりくりして、そんなのが人より少し上回っている子が受験では勝つのでしょう。
その苦労は、本当にちょっとしたことの差なんですが、やっぱりちょっとした差にしかならないんです。大学名の違いなんて大人になったらちょっとした差ですよね。
でもそのちょっとのために一生懸命我慢して頑張って、時に部活やって時に失恋してやっていくのがいいんじゃないですか。