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「ディスカッションの時間」ご案内

3/27(日)16:00~17:30(予定)

@関校

 

ディスカッションの時間

第1回テーマ「ジェンダーってなに?」

 

 

を実施します。PCやスマホなど、その場で気になったことを調べるツールの持ち込みを推奨します。

 

参加は自由ですが(出席確認はさせてください)、開智塾のモットーの1つに「デキル子をさらに出来るようにする」というのがあります。ですから、最大の目的は子どもたちの頭をフル回転させて「これが大学の勉強なのか!!」って思わせることです。わかり易くはするつもりですが、議論のレベルを落とすつもりはありません。こちらも本気で臨みます。

 

 

学年や大人や子どもも誰でもOKです。将来何をしたらいいのかよく分からない子、大学って何をしているところか分からない方、身近な社会問題に関心がある方の参加大歓迎です。絶対に面白いです。

 

 

 

さて、なんでこんなことをするのかというと。趣味・・・でもありますが、最大の理由はこれ↓です。

 

 

 

成績が最もいいのはAO入学者 東北大、早稲田大の内部資料で判明

 

 

 

記事はちょっと大げさな感じがしますが(朝日新聞のEduaは大げさ見出しが多い)、東北大が入試改革に非常に積極的で、早くからAOなどを取り入れ成果を積極的に学会などに報告→他大学でも広がっているというのも事実です。(なにせそのあたりに知り合いがおりますので)

 

 

 

「旧帝大でも3割以上を推薦でとる」となると衝撃的な感じがしますが、この流れはどんどん加速していきます。文科省の答申でもその方針は全く変わっていません。

 

 

もちろん、昔の「一芸入試」と違って、試験が免除されるとか、楽に入れるというわけではありません。そもそも学校での評定平均などの出願基準がありますし、上位大学であればあるほど面接や小論文、独自学力テストなどさまざまなパターンで能力を試してきます。ちょっとばかり真面目に高校生活を送っていました程度では受かりません。

 

 

 

いずれにせよ、色々なことを知って、自分で考えて、結論を導くという練習が必要なのは重要課題になってきています。これからの社会で大切な事は大学入試でも求められる。大学入試で求められることに塾は応えていく。

 

 

 

そこで、「ディスカッションの時間」(仮題)を始めてみることにしました、というわけです。

 

 

 

あるテーマについて知識を共有し、自分の意見を出したり人の意見を聞いたりしながら思考をどんどん掘り下げていく時間です。議論=ディスカッションです。

 

 

 

といっても、想定しているのは学級会や道徳の授業などとは全く違います。どちらかと言えば大学の研究室のようなレベルでの議論です。答えがないようなことについて必要な知識をある程度与え(こちらで用意もします)、必要であればその場で調べ、それについてどんどん議論を掘り進めていきます。

 

 

 

例えば、初回のテーマは「ジェンダーについて」です。

 

 

 

中高生にとっては多分身近なテーマだと思いますが、これだけでもたくさんの事を掘り下げることが出来ます。

 

 

 

・そもそもジェンダー(社会的性差)ってどういう意味?

・制服が変わったらいいことあるの?

・LGBTとどう違うの?

・他国での事例は?

・将来どうなっていくの?

 

などなど。

 

 

 

そして、例えばこんな話になるかもしれません。

 

 

・制服変わったけどトイレはどうするの?

・体力差はどう対処するの?競技は男女別?混合?(これは世界陸上などでは超ホットな話題ですよね)

・「男らしい」「女らしい」という価値観を大切にしたい人(や世代、文化)はどうすればいいの?

・本人の意図と関係なくたまたたまどう産まれたかで差があることが問題だとしたら、国籍は?

・イスラームの人はどうしたらいいの?

 

 

などなど。

 

 

 

出来れば大人の方や卒業生の方なんかも参加してくれるといいなと思います。議論が白熱してくると時間が経つのを忘れてしまって、大学の時は気づいたら5時間・・・なんてこともありました。もちろんそこまで時間が無限にあるわけではないので90分で切りますが、多分時間は短く感じるでしょう。

 

 

 

頭や知識を使ってどんどん議論をしていくことは、(古代ギリシャ哲学がそうであったように)知の原点です。「もっと話したい」「もっと聞きたい」「もっと知りたい」という時間を作れればと思います。

 

 

 

 

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