岐阜県内の模試について
2022年02月10日
今後数年で、岐阜県内にいろいろな塾や教材屋さんの模試が乱立すると予測しています。現在小学生のお子さんが高校受験をする頃にはいろいろ大変かもしれません。
今のところ信用出来るのは岐阜新聞テストで、圧倒的な数的有利が根拠です。そのこと自体は恐らく当面変わらないでしょう。
もう一つ、岐阜新聞テストがある程度信用出来る理由として(少なくとも表面的には)どこかの塾が自分の塾の営業のために作った模試ではない点が挙げられます。
例えば、銀行や証券会社の人が薦めた投資信託が信用出来るでしょうか。そこには必ず営業という目的が絡みます。(信用していた人、ごめんなさい。)良い物を売っているのではなく、売りたい物を売っているのです。
塾も同じです。他県では(神奈川が有名ですが)大手塾が乱立して模試を作りまくって実績の偽装が横行しました。いくつかの塾が怒って実績偽装や生徒・講師の引き抜きをしまくる塾に対して抗議文を出す事態になりました。
岐阜でも「岐阜五校○○名合格!」という40年も前になくなった言葉を復活させて営業に利用していたりするところを結構見かけます。(よく見ると小さく+各務原西+岐阜高専+羽島北とか書いてあったりするのですが)
数字を誤魔化すロジックは割愛しますが、肝心なのは「その数字にどれくらいの意味があるのか」と言うことだと思います。同じ「100人」だって、2000人中の100人と120人中の100人では全く意味が違いますよね。だから開智塾はいつも「6割が国公立に合格」という「割」での表記を心がけています。
開智塾は国公立大学を目指すこと、目の前のお子さまのために日々仕事をすることを信念としています。もちろん開智塾が合っていなければどうしたらよいかというお話をさせていただくでしょうし(じゃないとお金だけ黙っていただく事になってしまいますよね)、公文と併用した方が良ければそのように申し上げます。河合塾に受けた方が良い講座があればその話もします。無理に実績を上げるために無茶な上位校受験を薦めませんし、安易な志望校ダウンも薦めません。高校受験一つ取っても、一人一人どうしたら高校3年間を充実させられるかを考えています。
何度も言いますがこれは信念です。営業が立ちゆかなくなるまでこの信念は絶対に曲げません。そのためにも是非いろいろな機会で生徒のみなさんはもちろんのこと、保護者さまともお話しさせていただきたいと考えています。ご面談のような形でなくともLINEやメール、電話なんでもOKです。