「うちの子、あまりしゃべらないんですよ」
2019年08月13日
最近たまたま同じようなお話をする機会が重なったので。あくまで経験的に感じている一般論です。
「うちの子あまりしゃべらないんですよ~」という場合、高確率でお母さんがめっちゃお話する方。もう、こちらからお子さん向けに質問しても、お母さんが答える答える。
お母さん本人は、「しゃべらないから仕方なく」・・・というより、もう自分が話すことが普通になっちゃって気づいてないパターンがほとんどです。もし「うちの子あまりしゃべらない」と言うときは、気をつけてみてください。ひょっとすると、お子さんの答える機会を奪ってしまっているかも・・・。
もう一つ、同じような話。
「うちの子、家でスゴい反抗するんですよ~外ではおとなしいんですけど」
反抗のところは、「泣きわめく」や「言うこと聞かない」に置き換えてもいいです。
これ、親に対する甘えだったりします。ほんとうにだらしない子は、外でもだらしないです。ほんとうにやる気がない子は、外でもやりません。
まぁまぁ点数を取っているのに家では「やりたくない~塾行きたくない~」みたいなのは、中学生の子に多い反抗期の1つの形態です。たぶん。不思議と小学生よりも中学生の方が多いです。そう考えてみると、これって1つの反抗ですよね。
で、反抗期ということになると、それはもう親子間の、何千年も繰り返されてきたよくある現象で。本質は勉強する・しないではなく、親がどこまで子どもに干渉するか、戦うか、相手するか、ほっとくのか、容赦しないのか、、、ってことになります。
ちなみにこの場合、一番話がややこしく長引くのが「親が話を聞いてあげてしまう」パターンです。反抗期の子が言っていることナンテのは理屈も筋もなく、反抗することそのものが目的です。とすれば、親がやることは「ガチンコ勝負してストレス発散の相手をしてあげる」か、「相手しない、やるべき事だけは絶対にやらせる」のいずれか。いずれにしても、「一線越えたらゆるさんからな」って雰囲気を漂わせておくと良いです。(昔はこの役割を父親が担っていました)
反抗期の扱いは困ることが多いと思いますが、子どもの方にはダダをこねるに大した理由はありません。ご自身のことを思い出していただくと分かると思いますが、まぁ甘えてましたって感じですよね。よくないのは、際限なく甘えを許してしまうことです。そうならないように気をつけていれば大丈夫ですよ。