ケアレスミスが多いんです
2026年03月04日
ケアレスミスが多いんです。
面談で本当によく聞きます。
ご本人からも聞きますし、保護者の方からもよく伺います。
計算ミスした~
符号のつけ忘れた~
写し間違えた~
単位忘れてた~
もったいないですよね。で、
「ミスしてなければ90点だったのに~」
って、まるで
「実力的には90点なんだけどね、ミスだから仕方ないよね?ね?|д´)チラッ」
みたいなこと、ホント多いと思います。
ここが本題です。
本当にただのうっかりで片づけていいのかどうか。
ケアレスミス、いわゆるヒューマンエラー。
実は、これは戦うべき最後のラスボスです。
たくさん準備をして、たくさん対策をして、それでも起きるのがヒューマンエラー。
飛行機事故で「あわや大惨事」というケースも、多くは人為的なミスが重なった結果というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
人間はミスをする。しかも、かなり高度にシステム化された大人の世界ですら。
ケアレスミスはラスボスです。これをクリアできれば世界から事故がなくなる。それくらい強敵です。
だからこそ、
「ミスしなければ○点だった」で終わらせるのではなく、
ここが最後に戦う相手なんだ、と覚悟して真正面から戦ってほしいと思います。
ただし、順番があります。ここ、すごく重要です。
基礎でたくさん間違いがあるとか、いわゆる「これは出るに決まっている」という有名な応用問題が取れていないような状況で、「ミスしなければ80点だった」と言っているとしたら。
まだまだラスボスと戦うレベルではないということです。
まずは取るべき問題を確実に取る。応用問題を十分理解して繰り返し練習する。
その上で、最後に残るのがヒューマンエラーです。
350→380→420→450
ここまでは、基礎の徹底で伸びます。実は少々ミスがあってもたどり着ける世界です。
でも、450→470→480。このあたりで止まる子の多くが、ミスに悩みます。
ここからがラスボスとの戦いです。
開智塾では、ミスを減らすためにやり方を決めています。
途中式は必ず残す。
マル付けの時に答えを書き込まない。
間違えた問題は必ず自分で解いて○になるまで講師のところに持ってくる。
特別なことではありません。「間違えたものをキチンと見なおしてできるようにする」ということを形にしただけです。
でも、多分ほとんどの人が出来ていないことだと思います。これを追っかけて行くのは塾としても至難の業です。一人一人ですから。でも、やります。
そして最後に、とても大切な「対応」について書いておきます。
ケアレスミスは才能でも偶然でもありません。「くせ」です。
一人一人に、「ミスが出やすい箇所」というものが存在します。
数学で言えば「いつも移項のところで間違えてる」みたいなことです。
だったらそこを重点的に気をつけて問題を解く。それがラスボス対処法です。
そのためには「自分のミスのクセ」を見つけることが必要ですが、基礎レベルがしっかりしている子は自覚できると思います。出来ないとすれば、まだ基礎やよく出る系の応用が怪しいということです。ミスをほっとけと言う事ではなく、「ケアレスミスのせいにするな」ってことです。
そして、答案の整い方は、生活とも少し似ています。
プリントの管理。
提出物の準備。
時間の使い方。
ここが整ってくると、答案も整ってきます。
10点20点の変動は誤差です。整ってくると50点とか80点とか一気に上がります。そういう子をたくさん見てきました。(前記事参照)
基礎を取りきる。
有名問題を取りきる。
そのうえで、最後の相手としてミスと向き合う。
そこまでやって、点数は上がっていきます。
「開智塾の自習室」の記事はこちら
保護者相談室の記事はこちら


