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大学入試の志望理由書の書き方|学校推薦型選抜・総合型選抜を受ける高校生へ ※保存版

毎年何人もの生徒から志望理由書の相談を受ける中で、志望理由が明確な子と、なかなかまとまらない子の違いがかなり見えてきました。

 

この記事では、原体験の整理から、大学の研究内容の調べ方、アドミッションポリシーとの結びつけ方、将来の展望まで。志望理由書を書く前に考えておきたいことをまとめました。

 

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長いので、簡単にまとめ。

 

1.まずは原体験が大切

2.学びたいことは一つに絞ろう

3.大学の研究を調査しよう

4.アドミッションポリシーを大切に

5.将来の展望

 

といったことを書いています。

以下、詳しく。

 

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1.まずは原体験が大切

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志望理由書では、原体験が大切です。

(※これが全てということではありません)

 

先日、生徒からこんな話を聞きました。

 

「・・・でも、自分が〇〇の症状で辛かったとか、〇〇を見学して感動したからってのは、単なる感情論で、志望理由にはならなくないですか?」

 

いや、逆です。これが原体験であり、これからの学びの原点なんです。

 

なぜキミがこの分野を志したのか。原体験があって、言ってみればそれがキミを学びへと駆り立てているエンジンなんです。

 

大学の先生は、「受かりたいために、適当に志望理由を作ってきた」のか、「本気でここで勉強したい」のか、(はたまたAIか誰か大人が書いた文章を出したのか・・・)を見極めたいと思っています。逆の立場だったらそう思いますよね?(適当に作ったのを悪いと言ってるわけではありません、そこは大学の判断です。AIは明確にアウトの大学も多いので気をつけてください)

 

だから、「なぜこの勉強をしたいと思ったのか」を大切にして、まずは言語化してみてください。

 

多くの人は、これはぼんやりしていると思います。でも、たくさんの勉強の中から「〇〇学部△△学科」と思ったのには、何かきっかけなり自分の思いがあるはずです。

 

「そんなものない、〇〇大学ならどこでもいい!」と思う人もいるかもしれません。それでも、その中で「ここ!」にしたのには何か理由があるはずです。そこをまずは言語化してみてください。下手でもキーワードだけでもいいです。相談に来てくれれば、一緒に文章化していけます。

 

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2.学びたいことは一つに絞ろう

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もちろん、1だけでは単なる「お気持ち作文」です。

 

そこから、

 

・大学で学びたいこと

・将来やってみたいこと

・問題だと思うこと

 

を一つだけ抽出してください。1つだけで十分です。

 

書いているとどうしてもいくつか盛り込んで連結したくなりますよね。ちょっと高度になった気がしますし。(なんなら、字数を埋めなきゃ、でも埋まらないから色々書かなきゃ・・・とか)

 

学問的に高度である必要はありません。そもそも、高校生の皆さんが思うような「こうしたらいいんじゃない?」とか「この問題をこうしたら解決出来るのでは!?」は、ほぼ間違いなく全て大学でとっくに研究されたものです。大学の先生は一発でそれを見抜きます。

 

でも、怖れる必要はありません。「ほう、ここに目をつけたか!もう先行研究は山ほどあるけど、いい視点だね!」ってなります。むしろ大学で研究されていることに目をつけるなんて、大した物だ!まであります。ホントに新規ですごいことならそれはそれで素晴らしいです。が、まずそんなことはないのが普通です。

 

だから、原体験に基づく「たった1つ」、やりたい事を挙げてください。

 

本来志望理由書の字数は、そう多くのことをかけるほど字数に余裕はありません。1つで十分です。

 

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3.大学の研究を調査しよう

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次に、その「たった1つ」について、検索してみてください。ここで初めて検索の登場です。

 

特に最近はgoogleで検索すると最初にAI要約が出てきてしまいますが、AI要約だけを読んで終わりにしないでください。必ず大学公式サイトや研究室のページ、実際の論文など一次情報までたどってください。

 

キーワードを変えて、どんどん検索してみてください。特にやってほしいのは、

 

「〇〇問題 論文」

「〇〇大学 △△問題 研究」

 

「研究」や「論文」を入れる検索です。

 

今検索しているのは、答えを知りたいからではありません。その研究がどこで誰がしているかです。

 

もし志望大学の中で近い研究がされているとしたら?

それこそが、「私が貴学を志望した理由」そのものです。

当然、圧倒的出願候補ですよね。だって自分の問題意識(に近いこと)を研究している先生がそこにいるんですから。

 

で、ここで大切なことに気づきましたか?

 

この時点で、キミは「大学を選ぶ側」です。

 

そもそも、大学は、本来自ら望んで勉強しにいく場です。場を選ぶのは、学生として当たり前の姿勢なんです。おそらく、こうした姿勢がない学生がたくさん大学に入ってくることを大学の先生方も嘆いているはずです。

 

ここまで調べて「〇〇先生の論文を拝読し、私の研究したいことにとても近いと感じました。そこで貴学を志望します。」という学生がきてくれた。「これはうちの大学に向いてる学生だ!」と思ってくれる(可能性が高い)わけです。なお、先生個人だけでなく、現在の研究室の活動や学部の教育内容まで確認するのは当然の前提です。

 

ここまでが志望した理由です。

 

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4.アドミッションポリシーを大切に

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次に、キミの志望動機と、「貴学」を結びつけます。

ここは論理的につながっている必要がありますが、かなりの子がここで破綻します。

 

多くの子は、出願する学部学科のHPくらいは見ています。そして学科名を眺めて写真を眺めて、(場合によってはOCの体験もあって)志望理由書に盛り込もうとしますよね。

 

そこが落とし穴です。

 

大学が宣伝している「うちではこんな制度があります!」を志望理由書に入れ込もうとするあまり、キミの志望動機と合っていないってことが起こるのです。

 

そのすれ違いを無くすためにまず見てほしいのは、「アドミッションポリシー」です。

 

意外に見落としてませんか?

 

どの大学でも、「アドミッションポリシー」のページが存在します。

簡単に言えば、「うちの大学はこういう学生を求めています」ということが書いたページです。

 

アドミッションポリシーには、大学や学部がどんな学生を求めているのかがかなり明確に書かれています。志望理由書を書く際には、自分の志望動機が大学側の求める学生像とどこで重なるのかを確認してみてください。

 

これを全て踏まえる必要はありませんが、これらの中の考え方やフレーズの中で、共感出来ることを盛り込んでください。その国にはその国の考え方がある。それに則った文章を考えるだけで、ぐっと「この大学に合っている」感じになります。偽装ではありません。共通言語を持つ、ということです。

 

「貴学の〇〇という方針のもと、△△研修が行われることにとても興味を持っています。なぜなら~」といった感じですね。

 

 

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5.将来の展望

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ここは必須ではないですが、あるととても筋の通った文章として締めることが出来ます。

 

ただ、ここもあまりよく分からない、具体的でない人も多いと思います。

 

研究者、社会人、何でもいいのですが、1~4までの流れの延長に何が来るか?

 

そこはしっかり考えておきたいし、書けるなら書きたいところです。書かなくても面接で聞かれる可能性も高いですしね。

 

ここは、個別に相談しましょう。相談の中でキミが考えもしなかった物が出てくるかもしれません。それが良くても悪くても、きっとキミの考えてなかった一つの新しい可能性が開くと思います。もちろん従う必要はありませんし、違うと思ったら書かなくてもいいです。でも、書いた方がいい。

 

将来のことだから、在学中に変わっても何ら問題ない話です。

 

でも、ですよ。高校生の段階で「将来こうなりたい」というところまで、「貴学での学び」から一貫して筋が通ったことが書いてあれば、おぉ!ってなりますよね。ここ、お手伝いできます。

 

 

というわけで、志望理由書の書き方の簡単なまとめでした。

 

具体的に考え、書くのはキミです。少しでも参考になれば幸いです。

 

いつでも相談に来てください。特に入試が近いこれからの時期、一気に詰める必要があるので、相談はお早めに!

 

 


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