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テスト直前期の勉強について

主に中学生の話ですが、小学生、高校生でも同じ事が言えると思います。

 

 

まず最初に、点数が取れている子の状況を。目指すべきゴールの姿です。

 

 

普段

・学校の授業の内容に合わせその日のうちに学校ワークをやる。苦手なところや気になるところは質問に来て、付せんもつけておく(のちの復習用)

・1週間前くらいの内容のワークも同時進行する。

(これを続けて行くと、自動的に学校のワークが2周り分終わります)

・塾のテキスト全マルもその日または週の内に終わらせる。3分の1くらいの子ができています。

・これが普段で来ている子は、1日の

 

テスト2~3週前(テスト範囲が出る)

・学校のワークのうち、すでに終わっている部分のなかで苦手な部分や覚え直す必要があるところ(復習用に付せんをつけたところ)をやり直す。もう2周り終えているので、できるところは飛ばす。

・塾のテキストでも同様。

・塾でカコヨソ(内容は1年分ですがやるのはもちろんテスト範囲分だけ)が配られるので、今回のテスト範囲のうち半分をさっさと終わらせ、見せに来て解答をもらう。

 

 

テスト1週間前

・カコヨソ自分でマル付け、分からない所を聞たり、さらにカコヨソ残りの半分をやり、ちゃんと点が取れるか確認。

・苦手な物、覚えにくい物を最終確認。

 

 

もちろん、これはゴールの姿です。いきなり出来るわけではないでしょうし、人によっては1つ1つの課題にあわせて塾で指導していく事も多いです。例えば、「暗記は取りあえず半分だけ行ってみようか」とか、「まだ入塾したばかりだから今月は8割取れたらOKな」とか。

 

しかし「できない」ということを、お子さん自身はなかなか言い出せないものです。僕らもできるだけ気をつけてはいますが、

 

頑張っている

頑張っているけど同時にすごく苦しんでいる

頑張っているように見えるだけ

頑張っていない

頑張っていないように見えるけど実はすごく頑張っている

 

の区別がつかない子もたまにいます。(ほとんどは経験上分かるのですが・・・)

ですので、そうしたときは躊躇なくご相談ください。「子どもには内緒なんですけど・・・」でもOKです。

 

塾は、学校ではありませんので皆が皆同じ対応である必要は全くないと考えています。むしろ、できるだけ一人一人の状況や保護者さまのお考えに寄り添って行きたいと考えていきます。

 

 

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では、うまく行っていない方の子。

 

 

・まず、今(テスト直前)になって必死になって学校ワークを埋めている。

・塾のテキストの直しは全然できていない。

・暗記テストの追試が多い。

 

 

とはいえ、もはやお手上げ状態の子は学校ワークを優先してください。答え丸写しでもいいので学校ワークは提出してください。じゃないと通知表が下がります。塾を優先しなくてもいいです。もちろん何の意味もありませんし点数はいつまで経っても上がらないことは覚悟する必要があります。

 

 

 

でも、ですよ。

 

 

たまに保護者さまからテスト前に寄せられるご質問。

 

 

1.テスト前の塾の課題が多すぎて学校ワークまで手が回らない

2.質問に行っても先生が(授業で)いない(または、生徒が並んでいて質問がなかなかできない)

 

 

にお答えしておきますと、

 

 

1.そうならないために普段から生徒のみなさんにはこのお話はしていますし、直すべきところを直しやすいように講師自ら付せんをつけたり、その付せんをはがす(間違えたところをきちんと直す)ことができたら表彰される・・・という制度もやっています(付せん祭り)。

 

2.授業の合間や土日の昼間など授業がないタイミングも結構あります。たまにですが空き時間のある講師もいます。週2日、アルバイトのお姉さんにマル付けや質問対応に来てもらっています。こちらからすると、「教えたいときにいないじゃん!!普段自習室で全く勉強してないじゃん!!授業後すぐ帰るじゃん!!普段質問なんて全く来ないじゃん!!💢」と言うことは、正直多々あります。

 

 

 

ただ、繰り返しになりますが、これらも含めて少しずつでも前進して出来るようにして行くのが目標ですので、これを「できている・できていない」と現時点だけで判断するのではなく、「どうできるようにしていくのか、どこが引っかかっているのか」を一緒に考えて解決に向かっていくのが塾の役目なので、うまく行っていなくても何とか一緒に考えていろいろな手を打っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

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