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5分で分かるウクライナ情勢(22)

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その20

その21

 

 

情況は急速に悪化しています。

 

 

背景に、アメリカ大統領選挙があります。

現バイデン政権はウクライナを積極支援していますが、新トランプ政権は支援に消極的と言われています。

 

 

現バイデン政権のうちにやれることはやっておこうと、事態がエスカレートしています。

 

17日 アメリカ「ロシア領内攻撃用に長距離ミサイル使用を許可」(これまでは弾薬供与の際にロシア領を直接攻撃するのを禁止していた)

19日 これを受けてウクライナ、ロシア領土を直接攻撃(アメリカのATACMSというミサイルシステム)

同日 ロシア、核兵器の使用基準を引き下げ(使用のハードルを下げることを公表)

20日 ウクライナ、イギリス供与の「ストームシャドー」でロシア領を攻撃

21日 ロシア、ICBM発射

ウクライナ軍「ロシアがICBM発射」ロシアのプーチン大統領 「中距離弾道ミサイル」と発表 | NHK | ウクライナ情勢

 

ICBM(intercontinental ballistic missile)がこれまでとは一線を画すミサイルであるのは、次の理由です。

・核兵器を搭載できる

・人工衛星レベルの高度まで打ち上げ、極超音速(今回はマッハ11と伝えられる)で爆撃できる(つまり防御できない)

・複数の弾頭を搭載できる

・射程距離が5000キロ以上と長く、大陸を超えて攻撃できる

・使用されたのは世界初

 

以下、日テレページに実際に降り注いでいる様子が映っていますがとんでもないスピードで爆撃しています。

動画の20秒あたり

 

ロシアによる「核を載せるぞ」という威嚇です。

 

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