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5分で分かるウクライナ情勢(13)

 

その1

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その11

その12

 

 

 

戦況は膠着状態です。が、一方で「ロシアによる大規模攻撃」が始まっているとの見方もあります。

 

 

侵攻開始から1年が経ちましたが、1年前のようにプーチンが「始めます!」って言わないので目立たないだけで

 

ウクライナ全土に大規模攻撃、ロシアがミサイル70発 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

という情報が。

 

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アメリカ、EUを中心としたウクライナ側の協力体制は少しずつですが強化されてきています。

 

 

ウクライナへの供与兵器大図鑑!  最新版”陸の最強ウエポン”が大集結中! – 政治・国際 – ニュース|週プレNEWS (shueisha.co.jp)

 

内容がちょっとミリヲタ(ミリタリーオタク=兵器・軍事オタク)向けなのがアレですが、要するにドイツやアメリカを中心として最強の戦車などがついにウクライナに供与されたということです。

 

 

対して、金額や数で言えば世界第二位の軍事力を持つといわれるロシアですが、技術的な点ではこれらに及ばないです。そこで、

 

ベラルーシ ロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」を配備 (tv-asahi.co.jp)

 

 

イスカンデルは核弾頭を搭載可能な「戦術核」(小規模核爆弾)と呼ばれるもので、脅しのラインを一歩進めた感じです。

 

 

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中国は、対アメリカの観点からロシアを支援したい。しかし同盟国でもないので、あまり協力しすぎると自分も巻き添えを食ってしまう。

 

ロシアへ兵器提供「深刻な懸念」と米高官 中国牽制 – 産経ニュース (sankei.com)

 

 

「おい中国、分かってんだろうな?やるなよ?」という脅しですね。

 

 

 

中国は、自分も同じように台湾へ侵攻したいと思っています。先にロシアのクリミア侵攻(2014)という成功例があり、自分もいけるだろうと思っていました。恐らく、今回のロシアによるウクライナ侵攻がうまく行く(2014のように国際社会が事実上放置)なら我も、と思っていた。

 

 

が、さすがにそこまでは許されないことが今回判明しました。

 

 

中国やロシアは、武力や経済力、資源によって国際関係を変えようとしています。たしかにこれはアメリカも同様の事をしてきました。

 

 

恐らく、何が正義かという観点ではなく、「力ずくで押さえ込めるかどうか。さもなくば第三次世界大戦か」というラインに近づきつつあるのではと思います。

 

 

 

今後ですが戦況がどうなるかは分かりませんが、恐らくプーチンの失脚・死亡によるロシア撤退が最適解です。自分から引く気はどうやらなさそうですので。

 

 

 

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