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通知表の5教科以外の科目をあげるには?

通知表の5教科以外の科目を上げるにはどうしたらいいですか?という質問をよく受けます。

 

 

5教科はある程度どうしたらいいかが分かっているのに対して、その他4教科は何をしたらいいのか分かりづらいんでしょうね。とりわけ、音楽美術あたりはよく聞かれます。体育は余り質問を受けません。技能の出来不出来がわかり易いことと保健のテストがあるからでしょうね。

 

 

 

分かりづらさの一番の原因は、採点方式の不透明さだとおもいます。技能芸術科目だから数値化は難しい・・・なんていいわけを刷る先生は今どきの学校の先生ではまさかいないと思いますが(数値化の難しい芸術面の感性的な評価をするなら加点評価にこそなされるべき)、それでもやはり「○○先生は好き嫌いでつけるから」「女子だけ甘いから」と言われている先生もいまだにいます。

 

 

生徒は意外にそこら辺クールで諦めている部分もあるのですが、最大の問題は、結構な数の生徒がわりと素直に「評価の低さは自分の才能のなさ」と感じていることです。これは大問題じゃないですか?これではちょっとかわいそうです。(個人的には90年代後半くらいから音楽の教科書に歌謡曲やロックが取り入れられるようになった頃子どもだった世代が大人になる頃にロックが衰退していったのは面白い現象だと思っていますが)

 

 

 

閑話休題。5教科以外の通知表を上げる方法。そしてついでに本当にキチンと見てくれている先生なのか、ただの好き嫌いで気分でつけている先生なのか分かる方法があります。先生に「私は次何をしたら成績が上がりますか?」「なぜ前の成績は良くなかったのですか?」と聞いてください。もし個別に丁寧に話を聞いてくれたり、何かアドバイスをくれたら、そこは必ず努力して次までに成果を出しましょう。そして先生に見せに行きましょう。先生はきっと応えてくれます(そうでなくても恨まないように、人は忘れることだってあります)。

 

 

残念ながらその時に曖昧な「頑張ったら」「ヤル気を出したら」程度の答えが返ってくるようでしたら、その科目は諦めてください。社会には頑張っても努力しても意味のない物、マイナスにしかならないものもあると言うことを知る機会と思うしかありません。

 

 

 

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