5分で分かるウクライナ情勢（２１）

2024年10月25日

北朝鮮はこれまでにも世界各地へ派兵を行っています。

｢ロシア以外にも｣北朝鮮人民軍海外派遣の軌跡空軍パイロットなど中心に中東･アフリカ諸国で実績 | ウクライナ侵攻､危機の本質 | 東洋経済オンライン

理由というか動機はその時々で異なりますが、今回のロシア派兵は

・中国との関係がうまく行っていない

・ロシアとの関係を強化したい（恩を売りたい）

あたりが主な理由と言われています。中国もロシアに軍事的な供与を行っているといわれているのですが、「手軽に人間を送ってくる国」はそう多くはありませんので、特に兵員不足と言われているロシアにとってはインパクトが大きいと思われます。

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北朝鮮は近年急速に軍事技術を進歩させており、「飛翔体発射」などのアラートが何度も日本でも出されるようになってきました。

あくまでも北朝鮮の主張としては「人工衛星の実験だ」的な声明を出すことが多いのですが、もちろん建前で、実際には大陸間弾道ミサイル（ICBM）級のミサイル能力を持っていると言われています。これってほぼロケット打ち上げ技術に近く、日本の持っている技術に近づいてきているといわれています（もちろん自国のみの技術進歩というよりロシアからの技術供与が大きい）。

ここからは進路の話になりますので別記事へ。